3Axis Gimbal for DSLR No.4

9/7 早朝6:00 3Axis Brushless Gimbal for DSLR Size 搭載 Zion Pro 800 のファーストフライトテストを行いました。墜落する可能性があるため、人気の少ない墜落可能な場所で実施。
 
テスト内容は機体総重量 5506g で飛ぶか、モーター等の加熱、フライト可能時間、ジンバル機能、防振機能、カメラ(Sony HDR CX630V)のズーム機能です。なおスタビライザー修正等一切ありません。

 
ズーム操作をする当人の下手くそさが際立っています。対岸の福岡ドームを撮ろうと思ったのですが、ズームアップ後に方向を合わせるのは無理みたいです(今後はズームアップ前に方向を合わせてみます)。
 
一応最初の右回転は円周上を旋回しています。2回目の右回転はその場で回転しています。
 
結果として Zion Pro 800 はモーターやアンプの加熱もなく軽々と飛びました。
フライト時間は5分でバッテリー(6000mAh)残量65%、通常10分弱のフライトが可能です。
ジンバルはロールの初期角度が傾いているので調整しますがその他は良好です。
防振機能は対岸の福岡ドームをズームしても振動のブレはないので良好と思います。
遠隔ズームも機能だけは良好でした(他に連続写真も撮れます)。
 
プロの方ならズームアップを見て分かると思いますが、特にジンバルと防振機能は(自慢は大嫌いですが)、客観的にみて現時点の最高水準に達していると判断します(カメラの空間光学手ブレ補正機能を含む)。
 
さて、あと2回フライトできるバッテリーはありましたが早朝からうるさい音を続けるのも気が引けたので(当初予定の運動公園の駐車場が閉まっており1回でも飛ばしたいと山道を走ってたどり着いた知らない場所なので)、この1フライトで終り。とりあえず墜落しなくて良かった。
DSC00639
 
なお上記の結果にかかわらずジンバル等の軽量化を行う予定です。ただ iFlight製モーター iPower GBM5208-150T は重いけど捨て難い。これだけパワーがあれば Sony NEX-7 はもちろん、Panasonic GH3 や Canon 5D MarkⅡ/Ⅲ を搭載できると思います。将来の可能性を広げるために持っておきたいモーターです。
 
9/9追記:ズーム機能をどのようにコントロールしているのかというご質問をいただきましたので、簡単にご紹介します。
Sony の製品にしか対応していないようですが、SONY LANC-CTRL V1.1(CAMERA REMOTE CONTROL)という商品で遠隔操作をしています(Quadro Copter というショップは信頼できます)。商品の詳細はこちら
LANCV11_
 
なお2013年以降発売の SONY 製品の場合のみ SONY アダプターケーブル VMC-AVM1 も必要となります。
VMC-AVM1