Manual mode No.3 激突

早朝6:00、いつものように福岡城跡地での Manual Mode 訓練中、ついに TBS Discovery 激突。壊れました。
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状況はマニュアルモードでラグビー場を旋回させながら高度を上げた後、一瞬(1秒)機体の前後を見失い、その結果機体は横に傾き(つまり横に降下しながら飛んで行きます)、反対操作をしたものの間に合わず木に激突、落下しました。
 
幸いスピードを減速させていたので損傷は DJI フレームアーム1本ですみましたが、痛いのは機体前方に取り付けていた GoPro3 とそのハウジングを見失ったことです。落ちたところが雑草地だったので機体から外れた GoPro3 を発見できませんでした。
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しかし後で現場へ帰ってきたホームレスの方が「わしが、あとで探しちゃるけん、アルミ缶やごみ箱あさりで目だけはもの凄くいいから」とおっしゃってくれたので、もしかしたら見つかるかもしれません(この方ここに住んでてアルミ缶集めで1日5000円ぐらい稼ぐそうです。なぜか気が合います)。見つかったら動画を追記でアップします(私自身どうしても今日の動画を見たい)。
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今日の問題と改善
1、機体の前後が瞬時に分かるようにLEDなどの目印をつけておくべきでした。仮にFPVを使う場合も、手元モニターに写っている景色は現実のどっちの方向?と一瞬(1秒)迷ったその瞬間、機体の前後を見失います。
 
2、そもそも論として機体のコントロールを一瞬でも失ったら直ちにGPSモードに切り替えるべきでした。そうすれば激突を免れたでしょう。今後のマニュアルモード訓練での最重要事項です。何かあったらGPSモード
 
自分のマニュアルモード訓練備忘録
1、これまでに習得した操作
(1) 1回操作
全ての操作は1度行ったあと直ぐに戻します。例えば前進させるときにGPSモードではエレベーターを前に押し続けますが、マニュアル(と水平安定)モードでは押したあと直ぐに戻します。押し続けたら多分1秒後に地面へ激突します。分かりきったことですが指で覚える必要があります。
 
(2) ブレーキ(反対)操作
現状の機体の動きを止めるためにブレーキ(反対)操作を行います。例えば前進を止めるときにGPSモードでは手を離すだけですが、マニュアル(と水平安定)モードでは後退操作を行わなければなりません。これも分かりきったことですが、とっさのときにできるかが問題です。GPSモードになれていた僕は以前、とっさにこれができなくて機体を木に激突させたことがあります。マニュアル(と水平安定)モードでは手を離しても機体は慣性で飛び続けます。その間たった1~2秒、あっという間に激突します。
 
(3) ホバリング(右向き、左向き、対面含む)
フライトシミュレーターでさんざん練習をしてきたせいか、ホバリングは対面ホバを含めて全然難しくありませんでした(誤解のないように付け加えますが微妙なスティック操作と慣れが必要で簡単ではありません。対面ホバなど私はフライトシミュレーターで4ヶ月ほどかかってやっと習得しました)。
 
(4) 前後左右移動
一応できますが、問題は精度とスピードです。
 
 
※ご注意:本サイトはマニュアルモードを奨励しません。マニュアルモード操作は他人に危害を及ぼす可能性のある危険な操作です。