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以前の Dji Lightbridge は何のために使っているのかよく分からない状態でした。なぜならタブレットモニターは太陽光の下ではほとんど見えず、本当に使いたい綺麗な画像の HDMI 出力モニターでは遅延するし、OSD 表示できないし、これでは使えないでしょう。
しかし最新のソフトウェアをアップデートすることにより、ようやく使えるものとなりましたので、現時点の Lightbridge HDMI 最新情報をアップします。
(1) 2014年11月現在、HDMI 出力画像の遅延は短縮されました。
(2) 2014年11月現在、HDMI 出力画像のOSD 表示は可能となりました。
10.1インチ HDMI 出力モニター
1. 設定1: ソフトウェアのアップデート
Lightbridge Assistant Software v1.3 を用いて以下の全てをアップデートします。まず Lightbridge を通常接続します(電源:プロポ→ Lightbridge(Ground)→ 機体)。そして Lightbridge(Ground) とパソコンをUSBケーブルで接続し、Assistant Software v1.3 を開きます。
①Ground system decoder v1.4.7(2014-10-13)
②Ground system main controller v1.1.9(2014-10-13)
③Air system encoder v1.1.9(2014-10-13)
④Air system main controller v1.0.6(2014-10-13)
この際、ひとつアップデートしたらいったん電源を切って、再接続したあとに次のアップデートを行います(でないと上手くいきません、と思います)。
2. 設定2: OSD 表示位置
Lightbridge の設定全般は別途スマートフォンやタブレットで行います。初期値ではHDMI 出力モニターのOSD 表示が下(または上)にありすぎて見えないかも知れません。この場合は Setting→ HDMI→ OSD Margin を調整すればOSDの表示位置が上下に動きます。
3. ケーブル
Lightbridge(Ground) はケーブルがはずれると即ノーコン(フェールセーフ)になるので、十分な対策が必要です。
4. ウエストポーチ
Lightbridge(Ground) とモニター用バッテリーをプロポに付けると重すぎるので、延長ケーブルを用意してウエストポーチにこれらを入れて使います。
また別途 Lightbridge(Ground) を用意して、クライアントモニターに繋ぎます。