Phantom のプレ完成版を製作します。具体的には効率の良い(若干パワーアップする)モーターに変えて、プロペラガードを付けて、STO Brushless Gimbal(その後 TAROT Brushless Gimbal に変更)を搭載します。なお飛行時間を確保するためにバッテリーを2個並列でつなぐことも可能にします。
モーターを効率の良い SUNNYSKY X2212 KV980 に変えます(というより風速10~12m/秒の日にファントムを飛ばしていたら一瞬で5~6mあおられて木に激突、元のモーターは壊れました)。
まずモーターの回転方向を確認して半田付け。
骨格部分です。
GPSです。
組み立てます。
GPSを上蓋に取り付けます。
プロペラガードを付けます。
このプロペラガードは文字どおりプロペラ自体をガードするという感じです。
しかしヒモをつけて補強すると多少ともプロペラから人をガードできるでしょう。
STO Brushless Gimbal(その後 TAROT Brushless Gimbal に変更)を搭載しました。
機体総重量は Gimbal、バッテリー2200mAh、GoPro3 を含めて1180gです。Phantom の奨励離陸(飛行)重量は1000g、元々 Phantom は DJI F330 クラスの部品を使っているので最大離陸(飛行)重量は約1200gと思います。今回付け替えたモーター SUNNYSKY X2212 KV980 は Zion EX 450 で使っていたもので1300gまで安定飛行できることを実証済みです。
ただしこの機体の飛行時間は5~6分になるかもしれません。せっかく Brushless Gimbal を付けたのに5分で諦めるか。
または以下のようにバッテリー2200mAhを2個並列につないで10分程度の飛行時間を確保する可能性もあります。しかしバッテリー1個177gとデュアルバッテリーマウントアダプター23g、計200gが加算され機体総重量は1380gとなります。安定飛行できるかどうか、やってみないと分かりません。
結論:DJI Phantom(350クラス)はいろいろ付け足すとペイロードがぎりぎりになり、かつ飛行時間も短くなります。ここが450や800クラスの機体との違いで、350クラスの限界という感じです。安定飛行で飛ばすためには、A 思い切って軽くする(ジンバル等つけない、GoPro直付け)、B 飛行時間5~6分で我慢する、C モーターをパワーアップ(ただし Phantom のアンプの限界があります)、バッテリーの容量を大きくするなどして飛行時間を延ばす、のいずれかと思います。