レベル4飛行に対応するドローン

投稿日: 2022年9月7日

型式認証制度と機体認証制度

(1) 2022年12月からドローンに関して型式認証制度と機体認証制度がはじまります。
(2) 型式認証制度は、ドローンの安全性を担保するために、メーカーが国に対して、「設計」と「製造過程」の認証申請を行う制度です。厳格な審査が行われる第一種と審査条件が緩和されている第二種の2つの制度が導入されます。この制度に合格したドローンは、機体認証制度の機体認証を申請する際に書類審査のみで済ませることが可能です。
(3) 機体認証制度は、自動車の車検制度に類似する制度で、ドローンの所有者等が国に対して、機体が十分に整備がされ、安全基準を満たしていることの確認申請を行う制度です。型式認証制度と同様に第一種と第二種の審査があり、機体認証制度も第一種の方が厳格です。


出典:国土交通省

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レベル4飛行に対応する機体(ドローン)

(1) レベル4飛行とは有人地帯(第三者上空)での補助者なし目視外飛行をいいます。
(2) レベル4飛行を行う場合は、第一種型式認証制度と第一種機体認証制度に合格している機体(ドローン)を使用しなければなりません。
(3) レベル4を想定して開発された機体は、8月末時点でまだ公表されていません。このため国は、安全基準策定の検討段階から機体メーカー等と情報を共有し、同時進行でレベル4飛行用の機体開発を進めて、実用化を目指します。今まさにレベル4飛行用の機体が開発されているのでしょう。


出典:国土交通省

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