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PAUI Oasis の発売以来バタバタしていましたが、ようやく一段落しました。
さて今回は新規機体製作のご依頼を受け、以下のような仮称 PAUI Book の開発をスタートしました。
本機体は、以下の動画の Anura をほぼそのままの形で対角モーター軸間280mmクラスの機体に大型化するものです(350クラスや450クラス等に大型化することも含まれます)。
この形カッコいいでしょう。しかし KICK STARTER で1700万円も集めたのに、なぜか開発者はプロジェクトをキャンセルし、Anura 開発は現在ストップしています( KICK STARTER ご参照)。
本機体の開発のいきさつは以下のとおりです。
(1) 依頼主様は、ほとんどの場合に旅先で機体を使うので、スーツケースに収納しやすく Sony サイバーショットクラスのカメラを搭載できる小型の機体をご希望でした(Gimbal 不要)。
(2) しかし以下のように折りたたむだけの機体は、モーター、アーム、プロペラ等が収納されないので上からの圧力に弱く、このままスーツケースに入れると壊れるおそれがあります。このため結局スポンジ等で包んだり、専用ケースを用意しなければなりません。
(3) そこで、もうお分かりかと思います。本機体ならスーツケースにそのまま入れることができます。またアームを伸ばしてカメラとバッテリーをつけたらそのまま飛びます。
(4) そして本機体の形状はおそらく日本にまだありません。
問題は開発できるかどうかですね。